ホホバは多年生の低木で、メキシコとアメリカ南西部などの乾燥地帯に育成し、樹齢200年に達する大変珍しい植物です。

樹高は60~180cmほどですが、根は砂漠の水分を吸収するために5mくらいまで張り、根の表面からの水分蒸発を防ぐための薄い膜を備えています。

そんなホホバの木の栄養が凝縮された実に含まれている油分がホホバオイルです。

ホホバオイルってどんな成分なの?

このホホバという木は、成長の速度が非常に遅く、種子を実らせ始めるのは樹齢10年程度。そのため希少価値が高く、高価なオイルなのです。

アメリカ南西部などの先住民、プエブロ族は、強い日光から肌と髪を守るために、このオイルを使用したり、体調管理の目的で温めたオイルを身体に塗っていたと言い伝えられています。

主な成分は、天然トコフェロール、アミノ酸、ミネラル、皮膚の角質化や乾燥を防ぐビタミンA、髪の再生を促進するビタミンD、細胞の活性化や 血流促進するビタミンEが多く含まれています。

また、物理的な特性としては、高い粘性、沸点が高く、高い誘電率、分子構造が非常に安定しているため、酸化しにくいという点があり、300度まで熱しても、物質的に変化しないそうです。つまり品質が落ちにくいといえます。

オイルの働き

ホホバオイルといっても正確には、ワックス状の固形物。油脂の仲間とされ、温めると液体に変化します。

殺菌作用があることから、皮膚炎に塗布するといった治療目的で使用されるほか、単独でマッサージに用いたり、保湿剤としても化粧品に配合されることが多いようです。

また物質として安定しているので、アレルギーも起こしにくく、よく浸透するため肌の弱めの方にも用いることができるとされています。